⇧ スライドするとカテゴリーがご覧いただけます ⇧

【選挙|お菓子のリアルなマナー】選び方・のしの書き方・ネット注文品の送付先など【選挙事務所開き・差し入れ・陣中見舞い】

選挙事務所へのお茶菓子、何を贈ろうかと、頭を悩ませている方も少なくないようです。
ネットでは、実際に選挙事務所で見聞きする物より、ずっと高価な品物を、とても堅苦しいマナーにのっとって贈ることが推奨されているので、お困りの方もいらっしゃると思います。

多くの選挙事務所の様子や、候補者本人、選対関係者の本音を見聞きした経験から、ポイントをQ&A形式にまとめています。
ご参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

  1. どんなお茶菓子がいいのか
  2. 化粧箱入りの銘菓がいいのか
  3. のしなど、どうすればいいのか
  4. ネットで注文したら配達でいいのか
  5. スーパーやコンビニのお菓子の贈り方

本記事は、支援者さん向けです

 

選挙事務所には、どんなお茶菓子がいいのか

選挙事務所への差し入れや陣中見舞いの品は、堅苦しく考える必要はありません。
どうぞ気軽に贈ってさしあげてください。

 

どんなお茶菓子がいいのか、選ぶポイントはありますか?

何を贈っても喜ばれると思いますが、あえてポイントをあげるなら次のようになります。

  1. 個別包装のもの。コロナ対策や、事務所スタッフの負担軽減のため。
  2. 生菓子やアイスクリームなど、タイミングや量を間違えると迷惑になるものは、選挙事務所の事情を把握してから贈りましょう。
  3. 高額過ぎるものは贈らない。一人当たり500円未満が一つの目安でしょう。

 

がんばる君
現実的な一人当たりのお菓子の単価は、数十円のケースのほうが多いでしようね。

 

「銘菓」がいいのか、スーパーやコンビニ商品でいいのか、判断の目安

何でもいいとはいえ、もう少し具体的にイメージできるよう、お尋ねいただくことが多い事柄をご紹介します。

 

「銘菓」の化粧箱入りにしたほうがいいのかな?

格式を整えたほうが望ましい場合は、「銘菓」の化粧箱入りの品をお贈りするのが最適です。

格式を整えたほうがよい場合とは、贈る側に社会的立場がある、候補者との関係に社会性が重視される場合などです。
ただし、そのような立場や関係性であっても、簡易包装で「どっさり」届けるお茶菓子も、歓迎されるのが選挙事務所です。

 

がんばる君
社会的立場がある人が、「駄菓子をちょっぴり」贈ると、かっこ悪いってことですね。
がんばる君
候補者へのリスペクトの気持ちを伝えたい時にも「銘菓」は効果的ですね。

 

私は社会的立場などありませんが、贈りたい「銘菓」があります。化粧箱入りだと大げさになりますか?

いいえ、きっと大歓迎されます。

ただし、「予算」に応じて、「何人分お贈りできるか」を判断の目安にしてみてください。

「皆さんで召し上がってください」ということでお贈りするなら、20人分はあったほうが望ましいでしょう。

\おすすめの銘菓は下記をご覧下さい/

 


 

銘菓を20個となると、予算オーバーしそうです。

その場合は、「個数重視」で、もう少しお手頃価格のお茶菓子を選ぶのも一案です。

銘菓を少量という贈り方は選挙事務所の事情がわかる人に向いた贈り方になるでしょう。

届けるときに「この時間なら選挙事務所に何人ぐらい人が集まっているはずだ」という人数が予測できるとよいからです。届けたときに事務所にいる人の数と、お菓子の数がかけ離れている場合、速やかにお茶菓子として提供しにくく、奥のほうにとり置かれることもあるとご理解ください。

もちろん「銘菓」を少量でもまったく構いません。選挙事務所に来賓があるときや、少人数しか事務所に人がいない時などに召し上がっていただけるからです。

 

銘菓を贈るとき「皆さんでどうぞ」は言いやすいのは、20個程度以上。

 

スーパーやコンビニのお菓子など、贈っていいのでしょうか。

はい。それもとてもありがたいです。地元で買えるお菓子はそれだけ地元で人気の品だということです。

ただせっかくの機会ですから、地元で見かけない品、話題にしやすい品を選ぶことはおすすめです。

なぜなら、せっかく贈った品が、選挙事務所で用意しているお菓子と区別がつかず、埋もれてしまう恐れがあるからです。「陣中見舞い」「祈念御当選」「祈必勝」などとしてお贈りする品であれば、ちょっと珍しいものをお贈りになることをおすすめします。

 

駄菓子を贈る場合も、誰が届けたかわかるような品選びや届け方をおすすめします。

 

「ネット注文品」選挙事務所への配達について

ネット注文品をそのまま選挙事務所に送りつけても問題ありませんか。

特に問題はありません。前もって選挙事務所に連絡し、配達に都合のよい時間帯などを確認しておくとよいでしょう。荷物が直接届けば、送り状に、贈り主の名前が入ってるので、合理的ともいえます。

とはいえただ送り付けるのではなく、前もって贈り主が選挙事務所に足を運んで「近いうちに届きます」と予告しておくことをおすすめします。

 

理由は、一人でも多くの人が「応援しています」という意思表示をしてくださることが、候補者や、選挙スタッフにとって本当に大きな励みになるからです。「応援しています」という意思表示は、選挙事務所にお顔を見せてくださる事が一番です。

ただ選挙事務所は大変混乱しています。せっかく足を運んでも、お礼の一言もないということもあり得ます。それでも、足を運んでくださる方のおかげで選挙のムードが高まっていく、その貢献は確実にできることになるでしょう。

やむを得ず足を運ぶ機会が見つけられない場合は、電話やラインでもいいので、荷物が届くことを選挙スタッフに連絡しておきましょう。

ネット注文品は、いったん贈り主の自宅に配達してもらい、それを選挙事務所に持参するほうが、もちろん丁寧でよいのですが、事務所の混乱状況によっては、そうしたからといって、現実的なメリットはあまりないといえそうです。

 

ネット注文品をそのまま選挙事務所に配達してもらう場合は、前もって事務所スタッフに「近いうちに届きます」と連絡することをおすすめします。
配達は業者任せでもよいので、時間があるときに是非、選挙事務所に足をお運びください。何よりの力となります。

 

お茶菓子の、のしの付け方、リアルな贈り方

「①銘菓」と、「②銘菓以外の菓子」、それぞれ、どのように贈ったらよいのか、ご紹介します。

 

「銘菓」の、のし、留意点はありますか?

のしは、外のしで、お名前を書いて差し上げたほうが親切です。

表書きは「陣中見舞い」「祈念御当選」「祈必勝」と書いてもよいですし、何も書かなくても構いません。

「誰」から贈られたお菓子だったかが分かるようにするために「のしに名前」を書いておくことはおすすめします。事務処理などをする担当者にとってとてもありがたい配慮です。お名前がひと目でわかることから「外のし」をおすすめします。

なお、こうした「お茶菓子」も、寄付の一つとなるので、法律で、一人、年間、150万以上の金品を寄付してはならないと決まっているため、記録が必要になることがあります。ただし現実的には、150万円を超えることを気にすべきケースは、少なくとも地方議員選挙ではほとんど見かけませんので、ご安心ください。

のしは、外のしで。「陣中見舞い」「祈念御当選」「祈必勝」などと書いてあるとベスト。ただし、贈り主のお名前は、是非お書きください。そのほうが親切だからです。

 

 

手ごろな価格のお菓子、体裁のよい贈り方はありますか?

紙袋や段ボールに入れ、贈り主の名前を明記するとよいでしょう。

紙袋や段ボールは、手持ちのもので十分です。「化粧箱」「ブランド袋」である必要はありません。
そこに、のしや、紙などを貼って、贈り主のお名前を書いてお贈りになることをおすすめします。

理由は、選挙事務所側で用意したお茶菓子と区別できるようにするためです。せっかく贈っても、贈り物だと誰にもわからないままになることは、混乱している選挙事務所ではよくある話です。それでは残念です。

のしなどに贈り主のお名前があると、それだけで「贈り物」だとわかります。「陣中見舞い」「祈念御当選」「祈必勝」と書いておくこともおすすめです。

 

がんばる君
選挙事務所への差し入れは、マナーを気にするより、みんなで食べてもらいたいという気持で、気軽に贈る事が一番ですね。

 

選挙事務所で喜ばれるおすすめお茶菓子
\クリックしてご覧ください/

関連記事

選挙事務所に「お菓子」は欠かせません。 本記事では、 次の条件に当てはまるものだけ ご紹介します。 発送が速い 個包装で小分けできる ギフト対応できる 評判が良い 注文したら 最短翌日お[…]

関連記事

この記事では「選挙事務所」で人気の「お茶菓子」の中から、「おすすめ」をご紹介しています。 その前に、 ご自分で探すならこちらが便利です [afTag id=10914] [afTag id[…]

>本ブログ3つの特色

本ブログ3つの特色

【①地方議員向けに特化した情報】
既存の議員関連情報(マスコミ報道や選挙マニュアル等)は国会議員を想定したものが中心です。地方議員の実情に合った情報をお探しの方におすすめです。

【②議員当事者ならではのノウハウや実情が豊富】
連続6回当選の元県議会議長が、勝ち抜いてきたノウハウを公開しています。保守三つ巴の熾烈な選挙戦や、他の候補者の選対として培ったノウハウもご紹介します。

【③ 地方議員と支援者への応援情報】
官僚・国連勤務・県議経験者の筆者が、地方議員からは見えにくい「国会議員と地方議員の違い」「他国と日本の違い」をふまえて解説しています。選挙法規等は議員目線で読み解いています。議員活動を支えた妻も、人材育成業の経験を活かし、わかりやすい情報を目指して執筆に加わっています。