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【人前での話し方】初心者におすすめ5つの重要ポイント【議員も家族も応援演説する人も】

政治に関わると、人前で話す機会が急に増えます。

この記事では、政治関係者の「話し方」について5つの重要ポイントをとりあげました。
人前で話すことが苦手という初心者の方にも、すぐに活用できるノウハウもご紹介しています。

こんな方に

  1. 議員本人
  2. 議員を目指す方
  3. そのご家族
  4. 応援演説をする方
  5. 後援会役員の方など

筆者は、人材育成コンサルタントとして教育プログラムの開発やマニュアル作成、研修会の実施などを行ってきました。また議員の妻として、政治に間接的に関わる立場にも身を置いていましたので、この二つの立場から、政治関係者の話し方についてとりあげています。

筆者(やまべちかこ)についてはここをクリックして下さい。
やまべちかこ】元人材育成コンサルタント。議員の妻の立場で経験した暮らしのノウハウ等もお伝えしています。

仕事の経歴】人材育成コンサルタント(対象:官庁、都道府県などの職員、民間企業、医療・福祉従事者など)・産業カウンセラー・ローカル局ニュースキャスター・ナレーター(恩師|お茶の水博士・ベルクカッツェ)・女性組織創設運営。

暮らしの経歴】認知症や身障等の家族(計5人)との暮らし・生家倒産・議員の後添え・本家長男の嫁・夫の議員引退を機に、故郷の雪国から子や孫のいる関東に転居。

目次から、必要個所をクリックしてご覧いただけます。

【人前での話し方】5つの重要ポイント

人前で話すときに大切な、5つの重要ポイントは次の通りです。
  1. 気持ちを整える
  2. 声の大きさと話すスピード
  3. 非言語コミュニケーション
  4. 文章構築力
  5. 誤解を招く言葉(差別用語など)は避ける

それでは一つ一つ詳しくご説明していきましょう。

 

①気持ちを整える【人前で話す】

人前で話し慣れない人に一番多い失敗とは


人前で話すことに慣れていない場合、一番多い失敗は、気負いすぎです。「上手に話そう」とすることが、かえって足かせになり、緊張を生むのです。

 

がんばる君
あがったときの応急処置や応援演説の文例など、参考情報を本記事の下部でご紹介しています。

 


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人前で話し慣れていない場合、どうしたらいいでしょう。

最初は「できるだけ普段のように話すことを心がけましょう。緊張は、話し手の魅力を消してしまからです。

まずは「ていねいに」「ゆっくり」話すことを心がけてください。それだけで誠実な話し方になり、改まった場にふさわしくなります。

普段つかっていない敬語や、難しい政治用語、ことわざや四字熟語、カタカナ語などを無理に使わないことをおすすめします。

ハードルを下げておくことで、結果的に話し手の魅力が発揮され、「話し」が魅力的になります。

 

「ていねいに」「ゆっくり」話すことだけで、誠実で魅力的な話し方になる。

おすすめ1


・「です」「ます」までつけて話す。
・一人称を「おれ」「あたし」を避けて「わたし」や「わたくし」にする。

これだけで、ぐっと改まった印象になります。

「今日は、〇〇議員を励ます会にようこそ。ありがとうございます。同級生がたくさん来てくれたのでありがたいなあ、と感謝してます。」
「わたしは
、5丁目の酒屋、吉川です。」

 

 

おすすめ2


語尾に迷ったら「・・・と思います」「・・・ということです」「・・・と考えています」などが便利です。

他が普段通りでも、そこはご愛嬌。誠実に話そうとしている気持ちは伝わります。

わたしは、この町の課題は、少子高齢化問題だと思います。これは住人一人ひとりの問題だということですどうしたらいいか、〇〇議員と協力していきたい考えています。」

 


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②声の大きさと話すスピード

人前で話す際には、声の大きさや話すスピードに注意しましょう。
声は「音」です。
聴き手にちゃんと声が届くことは、とても大切です。

 

 

声の大きさ

まずは、自分の声が、聴き手にちゃんと聞こえる声の大きさかどうか、点検してみましょう。
これは、話し手が思っている以上に重要なことです。

 

マイクがあるなら是非使いましょう


小さな会場でも、後ろにいる方には聞こえないということが少なくありません。

聞こえない話を聞かされるのは不愉快なものです。その不満が、話し手の印象を悪くしてしまいます。

特に、マイクがあるのに地声で話して聞こえないとなると話し手の印象はかなり損なわれてしまいます。

声は音。ちゃんと届く大きさに配慮することは、とても大切なのです。

 

大きな声を出そうとすると、話のスピードはさらに遅くなりますが、それが「誠実」に伝えようとしていることにつながりますので、安心してゆっくりお話しください。

 

 

発声練習など、したことがありません

ほとんどの政治関係者がそうですから、心配することはありません。

大切なことは、口をできるだけ大きく開けて話ことです。大きく開ける時、横よりも縦を開けることを意識してください。口を大きく開けようと心がけても、笑顔を大切にするあまり、横にばかり広がっていることが多いのです。横よりも縦に開けてみてください。

口は、縦に大きく開けるつもりで、ゆっくり話しましょう。

 

がんばる君
アナウンサーは、訓練の結果、のどや口の中を広げてリラックスして話せるので、口元が大きく開かなくても明瞭に話せるんです。話し慣れないうちは、口を大きく開けることからチャレンジしてみて下さいね。

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話すスピード

話すスピードは、速すぎず遅すぎず、聴衆が内容を追いやすいように心がけてみてください。

立て板に水のような話し方は、必ずしも好感をもって受け入れてもらえません。
速すぎると聴衆が理解できないことがあり、また鼻につくこともあるからです。

適切なペースを保ちながら、明瞭に話すように心掛けましょう。

 

やまさん
政治関係には年配者が多いですね。話し手がゆっくり話すことは、年配の方にも聞き取りやすくなりますよ。

 

 

③非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーションとは


言葉だけでなく、表情やジェスチャー、声のトーン、服装などで伝わるものを、非言語コミュニケーションと言います。ときには話の内容以上に、表情やしぐさなどの影響が大きいことは多くの方がご存じでしょう。相手の反応や態度を観察し、場に合った適切な態度を心がけましょう。

 

人前で話すことが不慣れな場合、まずは「普段通りに話す」ことを推奨しているのは、非言語コミュニケーションが重要だからです。

できるだけ普段通りにリラックスしているほうが、話し手の魅力が伝わりやすいものです

リラックスしているほうが、自然な表情となりやすく、笑顔もこぼれるかもしれません。
気負いすぎたり、緊張しすぎたりしているよりも、ずっと魅力的的です。

おすすめ「自分の動画を撮ろう」


ご自分が話す様子を動画で撮ってご覧になったことはありますか。したことが無いという方には、是非おすすめします。

初めての場合、なかなかのショックを受けるかもしれませんが、自分が話す様子を知らないのは自分だけ。聴き手が知っている自分の姿を、自分で直視することは、ショックが大きい分、改善できることがたくさんみつかります。

芸能人がどんどん魅力的になっていくのは、他者が知っている自分を、自分で直視していくからこれは私たちにも応用できますね。

 

姿勢やジェスチャーにも注意を払えるようになると魅力アップにつながります。
背筋を伸ばし、手の動きや身振りを適度に取り入れれば、さらに話し手としての自己表現を高めることができるでしょう。

聴き手と視線を合わせるなど、積極的な非言語コミュニケーションを行えるようになると、もはや上級者ですね。

 


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④文章構築力

「人前で話すことが苦手」とおっしゃる方の根本原因は、実は下記であることが少なくありません。

話の組み立て方(情報の組み立て方)を、どうしたらよいのかわからない。

 

人前で話し慣れている人は、文章構築力に優れています。
信頼できる話し方をする人は、文法的な整合性の裏付けがあるものです。

また、論理的な構成ができているので、話の内容を、聴き手の皆さんが理解しやすくなるのです。

 

普段のおしゃべりは好きなのに、人前で話すとなると、途端に苦手になるという方の多くは、話しの組み立て方がわからない場合がほとんどです。

文章構築力は、一朝一夕に習得することは難しいので、日ごろから、思考を文章化する練習をしておきましょう。

 

思考を文章化するとは

思考を文章化するとはどういうことか。
これをご説明するために、普段の会話の一例を再現してみます。

会話は、単語のやりとりだけでも成り立ちます。
たとえばこんな風に。

「あ、ヤバい」
「あ、ブレーキ」
「うん、山田さんとこ、行こ」
「えー、マック~!」

会話はお互いが協力し合って進んでいくので、困ることはありません。

文章化するとこうなります。

「先日の日曜日、こんなことがありました。子供と自転車でマクドナルドにランチに出かけようとしていたのです。出かける時になって初めて、自転車のブレーキに不都合があることを思い出しました。一度、近所の自転車屋さんでみてもらおうと思いながら、うっかりしていました。あわてて子どもに「これから自転車屋さんに行こう」と言うと、マクドナルドでハンバーガーを食べるのを楽しみにしていたので、がっかりさせてしまいました。」

どうでしょうか。

一人で話すために、話を構成するというのは、本当に難しい事ですね。

でも、それにもちゃんとノウハウがあります。
後日、別記事でご紹介します。

がんばる君
しばらくお待ちくださいね。

 


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⑤誤解を招く言葉(差別用語など)は避ける

政治関係者として話す以上は、誤解を招く言葉や差別用語などは避けたいものです。

ここでは一般的に避けるべき言葉についてご紹介しておきます。
ざっと目を通しておくことをオススメします。

差別用語や禁忌言葉について

人種や民族に関する差別用語:人種や民族に基づく侮辱的な言葉や人種差別的な表現は避けるべきです。具体的な用語には、人種差別的なスラングや人種差別的な蔑称が含まれます。

性別に関する差別用語:性別に基づく差別的な表現や性差別的な言葉は不適切です。性的指向や性自認に対して差別的な態度を示す表現も含まれます。

宗教に関する差別用語:宗教に対して侮辱的な言葉や差別的な表現は避けるべきです。他人の信念を尊重し、配慮を持った言葉遣いを心がけましょう。

障害に関する差別用語:身体的、知的、精神的な障害に関連する侮辱的な言葉や差別的な表現は避けるべきです。人々の個々の能力や特性を尊重し、包括的な表現を使いましょう。

性的な侮辱や露骨な表現:性的な侮辱や露骨な言葉遣いは、人前での話し方として適切ではありません。他人を不快にさせる可能性があるため、配慮が必要です。

これらは一般的な指針ですが、言葉の使用には常に文脈や相手の感受性を考慮する必要があります。

 

言葉には力があります。
不適切な表現は聴衆に不快感を与えるだけでなく、信頼を失う原因となり得ます。

その土地の文化や年代の違いなどによっても解釈が異なることを考慮し、誰もが受け入れられる言葉遣いを心がけましょう。

 

 

\参考記事はこちらです/

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