知り合いを増やしていくために、今すぐ手を打ったほうがいい「基本準備」についてまとめてあります。
あなたの今後の選択肢として「議員」が脳裏に浮かんでいるなら、試してみる価値はありそうです。
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- 【やまべちかこ】元人材育成コンサルタント。議員の妻の立場で経験した暮らしのノウハウ等もお伝えしています。
【仕事の経歴】人材育成コンサルタント(対象:官庁、都道府県などの職員、民間企業、医療・福祉従事者など)・産業カウンセラー・ローカル局ニュースキャスター・ナレーター(恩師|お茶の水博士・ベルクカッツェ)・女性組織創設運営。
【暮らしの経歴】認知症や身障等の家族(計5人)との暮らし・生家倒産・議員の後添え・本家長男の嫁・夫の議員引退を機に、故郷の雪国から子や孫のいる関東に転居。
こんな疑問に
- 出馬表明「前」に、すべきこと、できることがあれば知りたい
- 何から始めたらいいのだろう
- 選挙に出るかもしれないことは伏せたまま、できることは何か
この記事は、議員を目指す方、議員になって間もない方、リベンジを目指す方、またその関係の皆さまを想定しています。
- はじめてサイトをご覧になる方に
- このサイトではできるだけわかりやすい表現を心がけています。
そのため、選挙告示後の事だけを指さずに「選挙」と表記する場合もありますのでご了承ください。
適宜、必要に応じて「選挙告示後」など但し書きを加えています。
議員を目指す人のお役に立ちたいと願い、日ごろからの備えも含め、地方議員の一例としてお伝えしています。筆者の山辺美嗣(やまべみつぐ)は、議長時代を含め24年の地方議員経験があります。
その間、他の議員の皆さんの多くの選挙にも関与してきました。
もう一人の筆者、山辺ちかこ(やまべちかこ)は、議員の妻としての立場の他に、人材育成コンサルタントとして、地方で暮らす人々の多くの活動に関わってきました。地方の実情を踏まえた政治の情報はあまりに乏しく、特に、県議、市議、町議、村議の皆さんの様子が伝わってきません。
「ふるさとから未来をつくろう!」これは、議員時代からのスローガンです。
このサイトが、全国の志ある方の、ご参考の一助になれば幸いです。
出馬表明「前」、個人情報は今こそ手に入れたい
一人でも多くの方の、名前や連絡先など、個人情報はできるだけ集めておきましょう。
ライン、メールアドレス、名刺など、今のうちになんでも交換しておくとよいですね。
出馬表明してからではできないことも増えますが、個人情報収集もその一つでしょう。
候補者が名刺を渡しても、相手からは名刺がかえってこなくなるのです。
特に名簿は、手に入れにくくなります。
自分が関与している組織など、入手可能先があれば、できるだけ早めに手を打って集めておきましょう。
地方では、名簿こそが頼りです。
浮動票を狙えないので、応援要請の電話をかける先、演説会に誘う相手、などは名簿がなくては始まりません。
駅立ちで政策を訴えようにも駅に人がいない、そんな地方ほど、名簿に価値が生まれます。
くれぐれも個人情報は取り扱いには注意して、今から選挙活動用に名簿を作り始めましょう。
悪用厳禁であることはいうまでもありません。
後日、電話をかけたり、ご挨拶などする際、たとえば
「文化センターの園芸教室の大下先生からご紹介いただきました。」
などと、どのように個人情報を知りえたかを記録しておくことをおすすめします。
「園芸教室の大下先生」という、電話先の方と候補者をつなぐ人のお名前があるかないかは、大きな違いになりますよ。
ホームページやブログ、ツイッターを始める
【ホームページやブログ】無しで出馬するなどありえないと考えてください。
出馬表明したその日から見てもらえるよう、今からつくり始めるのがベストです。
特にマスコミはこれを見て取材しますので、マスコミ対策としても必ず用意しましょう。
【ツイッター】も使い慣れておくことをおすすめします。
両者の違いを簡単にお伝えするとこうなります。
【ホームページやブログ】
候補者に関する基礎的な情報発信の拠点として必要
◆有権者が「候補者ってどんな人かな」と関心を持ってくださったときに見てくださることを想定してつくります。
顔、名前、政策などをひとまとめにしておくとよいでしょう。
◆投稿は、文章をすいこうするなど丁寧な仕上げを心がけましょう。
【ツイッター】
タイムリーな情報(演説会などの行事や活動告知)を発信しやすいので、使えるほうがベター
◆有権者にとっては、スマホでいつでもどこでも気軽に見ることができるので「ツイッターで街頭演説してるって見たので、ちょっと見物に」ということも起こりえます。
◆投稿は、全角で140文字という文字数の制限があり、情報は次々に流れてしまう分、気軽に投稿できます。
業者に頼んでもいいですよね、パソコンとかスマホとか苦手なんで。
腹心 「わかった! すぐに書いて発信する!」
出馬した途端、こんな切迫した状態が続くことを想定して、準備や練習をしておくとよいでしょう。
つまりこういうことです。
- 更新されないホームページやブログを見る人は少ない
- タイムリーな情報発信ができると選挙に有利
もちろんそれでも苦手な場合は業者に丸投げでも構いません。
最も重要なことは「候補者の情報発信基地がインターネット上にある」ということです。
立派なものを作ることより、候補者本人や腹心の方が、気軽に更新できるもの、操作が簡単なものを作成することを優先しましょう。
ホームページとブログ、ツイッターの違いって何?
違いや説明のしかたはいろいろありますので、ここでは「候補者ならどのように使うか」という視点で簡単にお伝えします。
ブログが書けるとこんな「支援者拡大」が期待できます。
プライベート名刺を作る
会社の名刺をもっている人も、是非プライベート名刺を作りましょう。
出馬表明前とはいえ、プライベート名刺は、出馬を想定して作ることが大切です。
そうすることで、会社などを通さずに、あなたと直接つながっていただくことができますよ。
次の内容を記載することをお勧めします。
【名刺に記載したいこと】
① 名前 ふりがな
② 顔写真
③ メールアドレス
④ ホームページやブログのURL、でいればそのQRコード
できるだけ裏面も使って、信条やプロフィールなど、あなたを知っていただくための情報を記載しましょう。
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